September 26, 2014

やまめつり

pezon and hardy

あいにく旗日と定休日が重なってしまった


が それでもつりに行った


海沿いの小さな沢へ行こうと出だしたんだけど
高速の入り口の少し手前の電光掲示板に事故渋滞 10km 55分 と、、、、

ただでさえ遅くに出たのに これ以上遅れたのでは正直釣りどころではない

二秒考えた

高速入り口は次の交差点を右折だったが その交差点を左に曲がった
そして さらに左へ
で 一旦家にもどった

pezon et michel midget 6' #4/5

家に戻ると zoe が嬉しそうに出迎えてくれたので そのまま本日二度目の散歩に連れ出してやる

いい天気だからこのまま犬を連れていつもの峪へ行こうかと
うらやまの芝の上に座ってる時にそれとなく犬に聞いてみるが
犬は ”きょうはウチでのんびりしていたい” と言う
それならボクも一緒にウチでごろごろしてようかなと そのまま芝に座って暫く考えた

しかし 散歩から戻ると犬はさっさと階下へ降りていった

下はひんやりしていて腹が冷えて気持ちがいいとみえ 奴はよく一人で下の廊下で寝ている
一緒にごろごろと思っていたのに あそこで一緒はごめんだ
だからやっぱりつりに行くことにした

rod and reel
出かける前に犬の様子を見に行こうとしたとき
越してきてからずっと階段の降りくちに立てかけてあったロッドチューブが目に入った
なんとなくナニが入ってるのかと確かめると
何時だったか修理から戻ってきた bamboo 入っていた

せっかくなのでそれを持っていくことに

でも一応念のために
やまめ釣なので
信用のおける棹も車に積んだ

それと
ここえきてぐんと涼しくなってきたので(海沿いならまだしも山は寒いかと)
今年初めて下駄箱の奥のほうからウェーダーをひっぱりだす
それからコレを着ると何時もの靴は履けないからと靴も、、、

 ”ウェーダーを着るとなると荷物がやたらと多くてかなわない” 
などと わざと声に出してブツブツいってみる 
声を聞いた犬が ひょっとしたら ”やっぱり行くよ” と犬が階段を駆け上がってくるんじゃないかと
そんな期待半分で、、、、でも薄暗い階段はシーンとしたままだった



yamamemantisyamame

川へ着いたのは三時半くらいだったろうか

道端で仕度していると
混雑を嫌ってか高速を迂回してきた車が結構行き来する
そんな時間なのだ みんなもう帰る時間なのである

ボクの着替えを視界に入れるのも憚られたので 車が途切れるのを見計らって仕度を続けた
そして出来上がった姿は
 ---- ウェーダーにたすきがけのポーチ それにキャップ ---- 
そう 一端の毛鉤釣師風に化けたのである

鏡が置いて無かったので実際の姿こそ確認できなかったけど 
鏡があったらきっと吹いてたに違いない


ここら辺りから降りれたはずと 
お墓を右にみながら畑の中を横切らせてもらい川へ向かった

しかし そこはいつの間にか造成されていて どうみても降りれそうな感じではなくなっていた
それでも 降りようと思えばどうにかなるだろうと 河岸の端っこでかがんでみるも
コノ衣装じゃあ無理かな、、、と 自分の動きがぎこちなく それが手に取るように判る 
そしてそれがやたら可笑しかった
おまけに頭のなかで自分が護岸から転落して行く姿が 鮮明なビデオ映像のように想像できた


この川へやってきたのはホントに暫くぶりだった

一見あまり変わってないように見えた川や集落だったけど
さっきの護岸の上の造成地も含め いろいろと手が入った様で 
釣り進む程にあちこちの様子が見えてくる

それでもやまめは直ぐに釣れた

しめしめと思いながら釣り進むとまた釣れた
そしてちょっと暮れてきた頃に少し良いのが掛かかる がそれは鱒だった
別に鱒が悪いってんじゃあないんだけど 
あの時のがっかり加減ときたら 正直奈落といった感じだったかな
ホントに鱒が悪りいんじゃないだけどね

車に戻りこのバカ長を脱ぐと靴下がびしょびしょに濡れていた

これならいつもの格好のほうがマシだったのにと思うと またそれがやたらと可笑しかった
さて帰ったら穴だらけのこのウェーダーを如何するか決めないといけないなあと、、、、

秋のやまめ釣 もう少しつづく

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