December 10, 2013

阿弥陀岳 立場〜南稜 その1

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阿弥陀岳が好きだ だから阿弥陀へ行こう


津田くんに そんな提案をしてみた


近所に単線の終着駅がある
近所といっても車で10分くらいはかかるが、、、、

とにかくその駅まえで津田くんを拾う

彼はコノ電車の事は知らなったようだが
前の日に店で話合った結果
コノ路線とココの駅がお互いの為にとても都合がいいように思えた
そんなわけで待ち合わせは ”是政に10時” はて九時だったか?
とにかくそいう事になった


待ち合わせの時間がゆっくりなので
登り口に着いたのもそうとうゆっくりだった


登り口へ通じる別荘地内の道が工事中だった

その工事だけど そのコトはなんとなく聞いてはいたんだよね
だけど ひょっとしたら ”ソノ工事終わってんじゃないの” みたいな期待感だけを胸にそこまで行ってみる
が やっぱりそこは工事中だった

通れないんじゃ仕方がないと その辻から少し戻ったとこを左に曲る
で 曲がったトコのソノ道が 
意外にも ココロ踊らされるような美しいグラベルの道だった
ココでボクは 短い時間だったがカルロスサインツになった(成らない人がいたら全く気が知れない)

サインツが首位を守って船山十字路へ、、、、。
しかし車止には先行車が一台 
もしやカンクネンに先を越されたかと一瞬動揺するが この時点では既にボクはサインツではなくなっている だからそのコトはもうどうでもいい


カラマツの紅葉が一段落したという感じで
そこいらじゅうに松葉が降り積っている
その松葉を避ける為か 
先着のバタネンだったかカンクネンだかった
とにかくその車にはしっかりカバーが被せられていた

山のぼりに来て
車止にある車がシートで覆われているのを見たのは初めてだった

二人して顔を見合わせ ”まさか中で、、、、” ”キャー、、、”とかいいながら
そんなバカ丸出しの悪ふざけで盛り上がる
まあ出だしからそんな具合なので
身支度なんて一向にはかどらない

当初の予定では ”昼頃に歩き始めて、、、、” なんて話していたが
結局出発したのは午後も一時を回ったくらいだったような、、、イヤそんな記憶さえもあやしい

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熊出没チュウ?みたいなコトが書かれたゲートを越えて松葉の中を歩きだす

実は林道歩きが結構長くてちょっとうんざりさせられる
まあ ここら辺の山を登るとすると 
何処をどう辿るにせよ こればっかりはちょっと避けられない
なのでこのくらいは我慢するしかない

救いは黄金色の紅葉? ただしこの時期限定ではあるが、、。

デカイ松ぼっくりが二個だけ転がっていたけど
見上げても松ぼっくりがついてる木は見つからなかった



歩きながら津田くんが話していた
”JMT で見た○○○って木のぼっくりはこんなデカかった” 
そして両手を肩幅以上にひらげて こんなデカイのって、、、
釣師並みのホラである きっと彼は偉大な釣師になるに違いない まあ本人になる気があればだけれど

それにしても 彼の話に出て来る木の名前だけど
はて何て名前の木だったか、、、、何度聞いても覚えられないのはなんでだろう


”永遠の林道” を逸れて直に沢を渡る
渡ったとこの斜面を適当に登り尾根を目指す (この適当にと云うのは 踏み跡がいっぱいあるのでそれを適当に選んでって意味)
ちょっとだけがんばると 幾らもしないで尾根に飛び出る

尾根は陽当たりが良くて ホントに気持ちがいい

ここからしばらくは見通しの利かない樹林帯の急登が続くんだけど
今日は青ナギまでなので
そんな閉ざされた感のある中の急登も差ほど苦にはならない
かと言ってそれほど愉快なコトでもないけどね

そうそう
ココを登るたびに見かける ”きのこ獲るな” 看板の群れ
毎度のことではあるが ”きのこ採ったら5万円以上の罰金” と書かれたこの看板群には正直うんざりさせられる
コレを出しておかないとイケナイ事態なのかもしれないけど
そうだとしても もう少し如何にかならないものかと、、

おまけにその金額 コレが何故か突然反則金が跳ね上がるのだ
ある所までは五万円以上だったのが
ソレがいつの間にか ”10万円以上、、” に跳ね上がっていくのである
はて 一体どこが反則金の境だったのか? にしても○○万円以上っていったい幾ら、、、?

このあたりでは そんな高額?な反則金を科せられるのだが
それでも罰金覚悟で津田くんがきのこを探してみると云う
が きのこなんて 何処にも 影も形も見当たらない
まあ見つけられなくて何よりではあったけれどね

なんたって 二人あわせても一万五千円くらいだったろうか この日の所持金は、、、。

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ここの行程中 わりと判り易い目安である立場山を越えると
ようやく樹林の切れ目から権現が見えたりする
権現もごつごつしててなかなか格好がいい
今年も雪がついたら行って見よう

ココまで来ると青ナギはすぐそこ

終わりが見えてきたからというのではないが
樹林が途切れはじめて眺望が効くようになったと云うのに
それなのに いきなり今日の日程があっけなく終わる
そう思うとなんとなくものたりない感じもした


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四時少し前くらい?だったかな とにかくそんな半端な時間にテン場に着いた

ヌクヌクした日向にぶっつぁりこんで握飯でもなんて思ってたのに
青ナギは既に八割方陽が陰っていた
それも陽が当たっているのはテン場と反対側で
だからパックから急いで食料の入っている袋を掘り出して
そうして二人で急いで向側へ走った

如何にか最後の西陽には間合った
でも焚火の後の熾き火のような温もりは薄く
こちこちに冷えた握飯が 
かろうじて残った薄すまりに薄まった西陽の温もりさえ奪ってくれたようで
ただただ寒かった それはもうホントに寒かった


幽かな西陽ではどうにもならないくらい寒くなってきたので
走ってきた青ナギをトボトボとテン場に戻り設営に取り掛かった

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それにしても寒い 寒くなり始めの山はとにかく寒いのだ
そう感じるのが自分だけかもしれないけど この日は特に寒く感じた

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幕営後
夕日がきれいだと津田くんが云う

どれどれと背中を丸めて青ナギへ今一度進む
でも男二人並んで見る夕日ほど微妙なのもは無い、、、ような気がした

それでも夕日は美しく
おまけにテントの上にもまだ明るいのにくっきりと星が、、、、それもやっぱり美しい

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あっというまに陽が暮れた

陽が暮れたのでごはんにする

暖かいごはんを食べるのだ 

時々ヘッドライトを消して 柄にもなく星眺めたりしながら暖かいご飯を食べる

すると 人工衛星好きな津田くんが 衛星を確認したと教えてくれた
だけど そんなのどうでもいいからって言ってやった 別にそんなもの珍しくもないしね
でもね 彼が興奮気味に連呼している ”人工衛星が 人工衛星が交差した!” って それはもう大騒ぎで、、、

アレは確か両俣でだったかな 
小屋の前で首が痛くなるのを我慢して 星が流れるのを待ってる時
あの時 ”スーっと走る星みたいなのね あれは人工衛星だよって” 彼に言ったような気がする

あの時から彼は ”人工衛星を眺めるのが大好きだ” と言ってはばからない

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阿弥陀岳 day1 終わり day2 へつづく
(日程 2013 nov 5th-6th)

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