November 15, 2013

黒部、剱テスト山行 day3 下山 真砂〜ハシゴ谷〜黒部ダム

恩人のイシダ氏

夜通し雨が降り続いているものと思ってた


風が強くてテントの天井が顔の直上にやってきてはまた戻る
雨がフライとメッシュの隙間から時々吹き込んでくる、、ような気がする

そんなことだからロクに眠れる訳もなく、、、、


しかし
夜通し降っていたと思っていた雨は
実は夜中には上がっていて
おまけに満天の星空が広がっていたらしい、、、、タカハシくんがそう言っていた
だから朝起きてボクのテントが張りっぱなしだったのが腑に落ちなかったらしい
なぜなら ”明日天気が好転したら剱へ向かいます トローリーの駅で落ち合いましょう” って言ってたらしいのですワタシ、、、、


起きてフライのジッパーを開けると彼と目があった
(彼とは 昨晩真砂のテン場で暮れ行く剱沢へ突っこんでいくぼくらに行くなと言ってくれた恩人です でも行きましたけど、、)
”おはようございます すごい風でしたね”
朝ごはんの用意をしながらそんなかんじでご挨拶

いろいろ話ているうちちに
彼は東京からやってきていて
昨年も同じコースを歩いたらしいのだが
一つ誤算があって阿曽原にはとどかなかったらしい
なので今年こそはと
同じ行程で彼は剱沢から真砂〜仙人温泉〜阿曽原温泉といった具合に
温泉巡りを愉しむ予定だということがわかった

ぼくらはというと
阿曽原の温泉は最高だったという情報を提供するが出来たが
コノ後は 既に戦意喪失しているのでハシゴ谷を乗越して下山するコトにすると伝えた
すると 明るくなったので剱沢から室堂を回ったほうが速いんじゃないかと、、、

でも、、ぼくらは
あっちは人も多かろうし
お金もいっぱいかかるし
だから静かな道でお金もかけずに帰りますと
そう言って彼を納得させた

彼は口には出さなかったけど
 ”行くな”と言えば行くし ”行け”というと今度はイカナイと云う
コノ人達はどうしようもない人たちだと思ったに違いない


重たい腰を上げてテントか這いでると
小屋の影でシェルターを飛ばされそうになりながら雨風をしのいでいたタカハシくんが
”ダウンも濡れた”といいながらあちこちに濡れモノをひらげて干していた

もうとっくにごはんも食べたらしく
あとは干しモノを取り込んでパッキングしたら出られるそうだ
相変わらずお片づけは早いな、、、

剱沢三日目の朝ごはん

寝不足でごはんがマズイ

寒いから紅茶を淹れようとティと砂糖を探すも砂糖が無い
普段は砂糖は入れないんだけど 
こういう時には(寒い山では)紅茶に(珈琲は後から冷えるから)砂糖をいっぱいいれるコトにしている
でもその砂糖が見当たらない どうやら忘れたようだ、、、仕方がないので珈琲にした、、、。

テントをたたんで
もう少しでパッキングが終わろうかという時になって
またもや雨が落ちてきた。。。

だんだん怪しくなってきていたが
まさかまたもや雨が降ってくるとは、、、
でも これでスッキリとしたこころもちで剱岳を背にしたままハシゴ谷を越えられる
これならきっと富山くんも登って来ないだろうから、、、

ハシゴ谷乗越へよくある表示板マイナーピーク?

freelight takahashi くんハシゴ谷から剱沢
ぼくらが昨日まで辿ってきた道を行くという彼と真砂のテン場で別れ
ぼくらはトボトボとハシゴ谷乗越へ向かった






渡渉地点の簡易橋はまだ健在で
何なく沢を跨いで登りにかかる

乗越までの急登でなんども立ち止まり
剱沢の雪渓を見返した
最後に見た時は昨晩テン場に使わせてもらった真砂あたりも真っ白になっていた


てことは
こっちに雨が来るのも時間の問題だな
なんて思うが早いかやはり降ってきた
それも時にあられ混じりの冷たい雨が、、、。


崩壊地大タテガビン
晴れていればさぞ爽快な涸れ沢下りだったろうけど
その内蔵助谷の右俣を降っている間が一番雨が強かった
この時の感想は特にない ホントになにもナイ

内蔵助平の分岐に着く頃ようやく雨も上がって
ちょっと陽もさしてくる
少しだけ爽やかな気分になる

喉が渇いたので道の脇から溢れてくる水を手で杓ってゴクゴク飲んだ
そしたらもう少し爽やかになった
なんと言っても昨日汲んだ水はちょっとゴミが多くて
ゴクゴクやるにはちょっと って感じの液体なのである
だから持ってる水を全部捨てて
時々立ち止まって道に流れてる水を飲んだ

崩壊地を下りながら眺める大タテガビン
近所なら直にでも登ってみたいけど
ウチからコノ距離では 
”ちょっと大タテガビンまで行ってくるよ”
という感じにはならない 
でもそのうちに、、、富山くんと一緒に、、、。



ダム下の橋に着くと
くろよんが勢いよく放水していた
雨だからね、、、

ダムが見えてこれで終わりかと安心したけど
ココからダム駅までが永遠のような永さだった

それにしても駅に居た人の数といったら
(綺麗な身なりの皆さまの中 ポツンと汚い二人
汚いのはボクらだけ 
それも相当汚いし臭い、、、絶対コノ二人臭いって思われてた)
自然の絶景ならまだしも
人工ブツ(ダム)見にくる人がこんなに居るなんてまったく信じられないね
それもコノ雨の中

まっ そんな事どうでもいいけど

とにかくこういう終わり方は大嫌い
静かな山は静かに終わりたいといつもそう願っている
でもコレはコレで仕方がないコト

次はなるべく駅を使わないで済むようにしたいと思う
終わり


そういえば 富山くん どーしたんだろうか。。。


***** 
今回 FREELIGHT kurobe zack (仮称) には
常に13〜15kgの荷物をパッキングして歩きました
やたらと擦ったり 
ヒットさせたりいたしましたが
これと言った問題もなく
三日間の山行を無事終える事が出来ました
此方の装備詳細につきましては
あらためましてアップさせていただきます

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/dogs_age/52245661