December 12, 2012

入山までは行けるだろう

zoe+spinzak35F




















zoe とウルトラライト・ハイキング


いつものように朝寝坊
だから出発時間もいつもと同じ

麓zoe













予定では丹波山のでんで〜ろあたりで
日向にシートでも敷いて の〜んびりするつもりでいた

だけど いつもの朝寝坊で
すべての予定が、、、崩れた

こうなると いくらジタバタしても時間は戻らない

中止も考えたけど 休みでおまけにいい天気と来ている とにかく何処かへ行こう、、、!

笹尾根の始まるあたりからぶらぶら歩いてみるかなと とにかく犬とザックを車に積込んでウチを出た 
でも笹尾根が見えるあたりまで来て急に気が変わって

あの尾根の手前にもう一つ尾根があるなあ、、、と思ったら左折していた

曲がった先の狭いつづらおりの道を上がっていく

そこには山村らしい集落が斜面に張り付くように続いていた

道ばたに腰を下ろしていたおばあさんに この先に車が止められる所があるか聞くと
どんツキに大きな家があるので その手前あたりにどうにか停められるだろうと教えてくれた
御礼を云って車をだそうとすると zoe に気づいたおばあさんが彼女の頭を撫ででながら
うちにも四匹の犬がいるんだよ、、と話嬉しそうに犬たちの話をしてくれた
きょうはきっといい日になるなあと思った、、

zoe結局はその先に停める事は出来なかったんだけど、、
というより 何処が何処へ続く道なのかよくわからず
一旦下の県道に戻った
で さまよう時間もないし
彼方此方停めるとこを探すのも面倒なので 路肩の余地に車をうっちゃっておく事にした

出だしは思った通りの枯葉の道
途中植林の中の暗い道もあるけど
それはここらの山に限った事ではないし
仕方がないコトだ

とくにこんな里に近い雑木低山は 昔から薪炭なんかが盛んでだったのだ
そのおかげで何処を如何歩いてもいても ひと気があって不安にになる事もないし
こんなせわしない山あるきには かえって心強くさえ思える
だって たとえ暗くなったとしても そして たとえ軽く迷ったとしても
そんな時でも 無尽に走る仕事道を辿れば おそらくは大事に至る事無く脱出も可能だろうから

そんな山里を囲む山の先ちょを辿る道、、、



もしかしたら権現まで行けるかな、、、と考えていた

でも 途中ですれ違った人たちが 今から登るの? と心配そうに声をかけてくれた、、からって訳でもないが
ソコで今一度 zoe は仔犬だって事をふか〜く考慮して
 ”暗くなる前には降りよう” と その時にそう決めた

zoe-terairiyama
気がつけば山頂?

山頂といっても 
別にココを目指していた訳でもないのだが
それでも 寺入山 1028m と掲げられた表示板がなんだか有難かった

というのも とにかく一区切り付いたのと
区切りがついたその時間が まさにちょうどよかったのである

南側は残念ながら植林の林だったけど
反対側は雑木の葉が落ちて明る平地だった
落ち葉がいっぱいで あともうすこし西陽が差してくれるとよかったんだけどね
まあ全部を望むのは いつでも無理が有るというものだ

そでも 眺めは悪くない
たぶん西原あたりの集落だろうか
あの辺は好きな山里だ
お気に入りの風景を遠くから眺めているは ほんと悪くないね

zoe-lunchgsizoe












いつものように小さなアルコールストーブと trangia の pot でチャンポンの麺を煮た
具もいつもと同じに切り干し大根
zoe には 出発前に全部やらずに残しておいたドッグフードをやったけど
あっと云う間に喰っちゃって、、、それから後が大変だった

犬を押しやりながらどうにか食べ終わったと思ったら
zoe が突然なにかに怯えだしたので 一瞬こっちも震え上がったけど
、、、zoe の器でナラの木をバシバシ叩いている自分に気づき 
それがなんか可笑しくて、、、一件落着

mini-trangiabandf-cupzoe




















食後に珈琲を淹れて 容の整ったままの 奇跡のタルトを喰っていると
西陽が十ミーターくらい向こうにさしてきた
だけど 結局こっちまで陽がやって来る前に 太陽がどれかの山影に入ったみたいで
そのあとすぐにあたりが凍り付いたみたいに寒くなった


突然ですが
画像の結束バンドだけど
ミニトランギアに付属してるハンドルを固定するのに便利です
握り続けるのも何かと大変な時ってあるでしょ?
よろしければお試しください(もちろん nero にありますよ バンドも)

zoetanzawazoe














暗くなる前に下りたかったので
途中で奥のほうの集落へ降りる道へ折れた
車までの時間はおんなじだろうけど
尾根道で暗くなるよりは集落内の道の方が気が楽だしね
それに さっきの一件もあるし zoe がちょっと心配だったから

あの時 なにに反応したのかは未だに謎だけけど 動物だった事は間違いなさそう
大物じゃあ無かっただろうけど この先暮れる寸前とかは大物が出やすくなるからね
大事をとって 今回ばかりは遁走することにしたと云う訳

だけどもうちょっと 
焼ける笹尾根とか
遠くの丹沢なんかを眺めながら歩きたかったという願望があったのも確か、、、

zoe と山へ つづく


 --- おまけ ---
 きょうの装備

pinzack+











ヒト用
ザック freelight spinzak35F
ポット mini-trangia
ストーブ freelight trinity-one
カップ フォールドカップ
他 ウルトラライトジャバドリップ マット プラティパス1L インスタント麺 
  チョコレートタルト おにぎり 、、、
いぬ用
ボウル IKEA
他 ドッグフード ささみチップス エビアン500mL フレキシリード 6mm細引、、、

重量合計 不明
(とても軽かったので ウルトラライトと云っても差し支えないと思われる)
(定義にかんして もし苦言がある場合はコメント欄になんでも書いてください)
(ただし 行動が軽いとか 人間的に軽薄だとか そういった軽さに付いての記述はやめてください)

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