September 20, 2012

SPINNZACK 35 F いよいよ製造開始

spinnzack35 -type nero












FREELIGHT spinnzack 35 f  

追加情報


再度細かなパーツ類などについて freelight 側と話会いを持ちましたが
最終段階にて大きな変更を施すことはなくなりました
幾つか追加がありますが ほぼ先日発表した仕様のまま発売になる予定です


ただし 荷揚げループ ギアループなどにつきましては
その類の追加も検討致しましたが
全て取りやめと致しました
ただし 後に取り付けられる様 ある程度の柔軟性を持った工夫はしてあります

追加の仕様変更は
ロッドポケット反対側のサイドポケット
ボトム部のプラスティックパーツ二箇所です

販売価格
予価 ¥17800 前後となる見込みです

* 尚 メッセージなどで価格についてご質問頂いた方
  またはメールにてご予約頂いたお客さまにつきましては
  先日ご返信いたしました内容の通りです



------------ nero outdoor からみたウルトラライトギア freelight -------------
 
   sipinnzack は ウルトラライトギアです

もう一度振り返ってその事を考えてみました

そして辿り着いた答えが 
 重量も含めたこの容こそが ”完成形” spinnzack の最終形態であると言うことになりました

確かに 
細かなパーツを付け足して行けば それなりに使い勝手も向上して行くかもしれません
でも 
逆にソレを必要としない方には違和感と重量増加しにしかなりません

と言う事で nero では
spinnzack はご購入された方が 
歩きながら自分にあった工夫をしていく
そして使っていくあいだに更に ”自分用として” 完璧に近づけていってもらう
そんな道具であると結論しました

さらには 全ての FREELIGHT の zack は 
それぞれご購入頂いた方々が自分の使い方に合わせてパーツを付け足したり
あるいは不必要と思われるパーツを取り外してみたりして歩いてもらう
是非そんなスタンスで使って頂きたい
そんな ある未完成の道具
もっと勝手な事を言うならば
工夫する愉しみをわざわざ残してある道具ということです


------------ ウルトラライトと言う事 -------------

nero outdoor は
”ウルトラライトと言うのは自身で工夫する事”
”軽いは基本ではあるが 全てでは無い”
と そう云うことだと理解しています

海を越えてやってきたウルトラライトという有る意味新しいジャンルのハイキングスタイルですが
それを日本の野山でそのまま実践できるフィールドは極々限られています

ご存知のようにこの国の山岳地帯はどこも急峻な地形が殆どです
という事は有る程度テクニカルなパックが重宝されるとなるのですが
そんな結論付で話を終えてしまっては nero の死活問題となりますので このままもう少しつづけます

海外のロングトレールから派生した生粋のウルトラライトギアというのは
個人差はあると思われるが ある程度の快適さを保ちながらも 出来る限りの無駄を省いた荷物を背負い 
そして出来るだけ長い距離を歩き続け 想像も出来ないくらいの長旅をする
その為の軽量化に特化したギアだと理解しています

しかしながら 残念な事に私にはこういった経験がありません
ですのでこのウルトラライトギアが一体どういった環境で使用され
そして発展していったなのかが今ひとつ判然としません

spinnzack35s and type nero










その代りと言うのも変ですが日本でのハイキングの事ならば多少の事は理解しています
ですので この国の登山と言われるハイキング さらにはトレッキングでこの様なギアを使用する場合
それには多少のリモデル 言うなればチューニングが必要だと思います

どっちが良いとかワリイとか そんなつまらない事に白黒つけないで どんどん改造して愉しもう!

なんにでも長所と短所があるものです
ウルトラライトギアのその最大の長所は お分かりの通り軽さです
そしてその軽さを得る為にどうしても犠牲になるのが強度
この相反する問題をどう解決して行くか、、、、

その一つに生地の強度がありますが
この問題に関してはスピンネーカーという生地が有る程度解決していると思います

今シーズンこのパックを背負って実際に谿へ入ったり 好んで薮をすすんだりしてしてみました
テント泊一式と釣具一式その他をパッキングしての行程での破損は在りませんでした
もちろん中に詰めたポット等が突起物(岩など)にぶつかった場合裂ける可能性はありますが
それはどのメーカーも同様です
仮に裂けたとしてもリップストップ生地ですので 急激にその傷口が拡大する事はありません

さああとは何を問題とするか そしてどう解決するかですが

実はそれほど難しく解決し難い問題はそうはありません

要は 
柔軟な考え方を持つ
それだけで他の残った問題と思われる事全てがたいした事ではなくなるでしょう

ようするに ”何もかも” その事を諦めるだけで 
この問題は一気に解決してしまうのです
まあ その何もかもの中に何があるか それはまた個人差がありますけどね、、、、

これは野山で遊ぶ為の道具です
と言う事は 思い切って家でも背負って行かない限り 
これで何も心配要らない! なんていうギアは 何処を探したって有りはしないのです

だから ”何かを諦める” のが一番

最後に重さについてクドクドと、、、

他所さまの事をあれこれ言うのは好きではないのですが
この軽さは 残念ながら既存の量販メーカーのバックパックにはありません
もちろん緻密な計算に基づいたフレームなどが装備されているので
一概にそういうのが重いだけとは言いません

しかし spinnzack は本体重量約 255g(spinnzack35s 値)です
(極端な例えですが テントとシュラフを詰め込んで始めて大メーカーのパックと同重量となるわけです)
それだけでも充分に魅力だとおもいませんか?
背負い心地?
それはフレームの入った方が良いに決まってますって
でも 半マイルも歩けば、、、もうそんあ事はどうだってよくなりますよ
そうなればもう軽い方が、、、ねえ?

(* 全て nero outdoor としての解釈・見解です)



どうやったらコレが付けられるか?
どうしたらココに固定出来るのか?
そんな事でも やってみるとなかなか愉しいと思います

とりあえずやってみてください
それから なんでも聞いてくだい
もし freelight さんに聞いても教えてくれなかったら
そしたらウチに聞いてください
もしかすると誰にも言わないでくださいねって、、、事もあるかも、、、

nero outdoor

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