『明日も気温が上がり からっとした初夏の陽気が、、、、』 との予報
ダラ〜っと垂れ下がった枝葉とか 幾重にも張り巡らされた蜘蛛の巣とか
いかにもデッカイやまめが居そうな薄暗ぁ〜い峪もいいけど
そろそろ(たまには)下界を見下ろすくらい高いところで 爽快な釣でもしようと
「明日もいいお天気でしょう」と 言葉巧みなお天気お姉さんに誑かされるがまま ノコノコと出かけた



この日は 山岳の釣遡りはそれほどやらないという
amavel さんが一緒
ということもあり 峪底に降りたらダラダラの 悪場なし もちろん高巻きもなしの ひたすら爽やかな沢を目指す
その前に 先ずは朝ごはん
街道沿いの牛丼屋で朝定食をかっこんで つづいて マックダナァ〜ズで珈琲補給
止めに最終コンビにで昼ごはんとお菓子 水瓶 その他を買い込んで、、、、、いざ高みへ
何処かの誰かに出し抜かれてはと、、、そんな心がけが良かったのか悪かったのか
早くに目的地に到着という目論見は見事に達成 たった一台分の空き地にするりと滑り込んだ
車を降りるとやや涼しい感じはするが いつものようなブルっとくるような冷涼感はない
どうやら天気予報通りにこれからジリジリ気温上昇の予感 (この勘違いが、、通常暑くなる日の朝は肌寒いもの ブッルっとくるくらいね)
ゆっくり仕度して するするっと峪底へ
沢の流れはいい感じで 早期の増水も一段落 このあいだの雨の高水も丁度引ききったばかりといった そんな雰囲気だった
ああ なんていい感じの流れ、、、、とニヤニヤしながら釣仕度にとりかかる
適当に毛鉤を結んで 流れを渉る
ナイロンパンツとソックス越しに 水の冷たさが伝わってくる
そのうち温くなってくる、、、、、陽が昇って峪に射してくれば、、、、、、、、
でもそんな思いとは裏腹に 目論見通りに峪底に陽が射してくる気配はなかった
見上げると厚くはないが それなりにモリモリした雲が、、、、、その雲の向こうに ぼや〜っと鈍く光る皿みたいな太陽が見える
いつまでたっても、、、、、といってもまだ時間は早いが、、、、
入渓点付近はヤマメ混じりのイワナ域
デカイヤマメをかけてから それからのんびりイワナ釣でもというのが黄金パターン
しかし この日は何の気配も感じないくらい水が冷い、、、、、と思っていたらイワナが釣れた
ということは 今日のヤマメはナシという合図か、、、
二三時間やって あんまり芳しくない釣況がつづく おまけにろくに陽も射さしてこない
一回お茶を淹れて、、、、、、またダラダラ遡る
幾匹かかけて、、、、、ふと、、、、、
上から二個目のガイドのところが不自然なベンドだなぁ〜、、、、、
それでも
竹棹(珍しく竹とかでやってみた)だからこんなもんかなぁ、、、、
(玄関に立てかけたまんまだったし、、、、、)
でもなんか気になるので
一匹掛けては 先ちょ持って ぷにゅぷにゅやってみた
でもでもなあぁんかへんだなぁと思ったので それなりのイワナをごぼう抜きにして見たりもして
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
やっぱり 平気かぁ、、、、とおもった矢先だった
毛鉤が枯れ枝を拾ったので かあぁるく 6foot のミゼットを煽った
そしたら
次の瞬間 5foot の棒切れになった
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
でもナゼか 「嗚呼・・・・」じゃなくて
まったく冷静な頭で 短くなったぺゾンを手に「ああやっぱり」と、、、
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そう 竹はよく折れる いや この言い様には語弊がある
竹がよく折れるのではない 棹は使えば使うほど {折れる可能性がどんどん上昇} していくのだ
だから竹に限らず 棹は折れるのだ
釣に行けば行くほど 折れる瞬間に向かって(近付いて)いるのである
だから折れても 悲しんだりしてはいけない
むしろ喜んでもいい
ウチに帰ったら 誰に言うでもなく
「ああ〜あ 折れちゃったぁ また買わなきゃぁ」
笑いながらそう家人(最初に目にはいった誰か)に言いましょう
次は折れないように「もっといいの買わないとなぁ」って付け加えるのも忘れないで
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ところで 図らずも現場で短くなった竹棹で釣をするのは始めてじゃぁない
あの時もやっぱりイワナ相手だった
釣味には欠けるが 先ちょ1フィートくらいなら 例えみちかくなっても釣が出来ないこともない
出来ないこともないと言うのは またまたちょっと語弊がある 「出来る」 ちゃんとできるが趣に欠ける
まぁ どうでもいいのだが、、、、、

まあ そんなこんなで、、、
バンティくらいにみちかくなった竹棹(棒切れ)で 普通に釣遡るワタシ
少しだけヌクヌクしてきたので 魚の反応もそれなりに、、、、
でも手にしているのは棒切れ 掛けてはバレる、、、、寄せても 曲がらない、、、、
その奇行が どうやら amavel さんの釣欲をもポッキリと折ってしまったようだった
やっとこどうにか水も温みはじめて さあこれからという時だったのに
大変申し訳ないことをした
”amavel さんへ ホントにあのまま留めまで釣遡ってもよかったんですよ”
お気使い頂いてほんとうにありがとうございました
せかっくの爽やかな流れだったのに なんだか切れの悪い終わり方
次はきっちり ダラダラやりましょうね
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その後の ぺゾ〜ン
原宿の釣具屋さんに
『他人の不幸は蜜の味』のタイトルでをメールしました
すると蜜にツラレタ兜蟲のように、、、、、電話が、、、
笑いながら幾通りかの修復案の提示
のあと 話はウチのお店の開業に関する問題点へ
で さいごに さきっちょ もう一本あるので
とりあえずは 、、、、 ということに
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みなさんも何かあったら
原宿ノリエにメールしてみてください
その際 うんと残念な話を添えてみたりすると
もしかしたら いい解決方法が見えてくるかもしれませんよ
どうぞ おためしください、、、、、シルバプレ
ポッキリな話 " fin "
6月にお店をオープンするというマルタとヤマメが好きな[http://blog.livedoor.jp/dogs_age/ mさん]
に峠の川に連れて行ってもらった。
[[attached(1,center)]]
山歩きが好きなmさんの行く川となると車から降りてすぐ釣り出来る場所というわけには行かないだろう...
峠の川へ【amavelの活動日記(フライ、管釣り、たまに海や湖も)】at May 21, 2009 09:01