いい話
この間、とうとう大きなヤマメが獲れなかったので
間髪入れずにまた行った
秋なので、、、普通行くでしょ?
同行の友もまた同じ思いだったらしく、、、週末の朝早く、雁首揃えてノコノコと三多摩地区を後にした。
I さんは愛するご子息のため、如何しても午後二時には帰宅しなければならない。(息子の為なら釣りなんて、、、ヤメテもいいと言っていた)
さもないと、、、、やはり愛する奥様が、、、、、、容赦しない?と、、。 (ワタシの想像 誰かの発言とかではナイ)
そしてこんなワタシにも、夕方に大切な方々との約束があって、それほどのんびりしていられない事情があった。 ホントにあった。
そんなワケで、当然それほど遠くにはいかれない。
たとえムリして少しだけ足を延ばしても、水がなかったり、逆に猛烈すぎたりで、という事になりかねない。
なので、素直に近所の、だけどうんと山深い気持ちのイイ小沢へ行った。
その日の小沢は、水色も水量もこの上なく上々で、トロリとした旨そうな水がとうとうと流れていた。
これならきっとヤマメも上機嫌だろうと、、、、、
大物浮上の期待感がいやがうえにも盛り上がる。
そしていきなり岩魚
岩魚が悪いわけじゃぁないんですが、ヤマメ釣に来ていきなり岩魚はさすがに不味い。期待を裏切る展開になりそうでと云う意味で。
現に 「また岩魚ですかぁ」 って彼も笑ってた。
ヤマメの沢だと云うのに、”ココで岩魚”なんてって感じだったんだろうね。
おかげでコノ後はどうもぱっとしない。たまに掛かっても常習屋とかで売ってるルアーくらいの小ヤマメばかり。
暫く後ろの方から観戦と写真撮影に徹して彼の後をついて行く。
小枝に躓いたて転びそうになった。
悪態をツキながらその小枝をどけようとすると、其処にカブトムシがしがみついていた。
ソノ子をモデルに一頻り一人撮影会、、、。
reel に乗せたり、角からマクロで捉えたり、、、、粗方済んだので、カブトムシを持って彼の後を早足で追った。
「息子はカブトムシ好き?」 と聞くと 「カブトムシ、、、、息子にお土産にします」 と彼。 もしや息子より自分が欲しかったのか?
早々に話がまとまったので、即席でペットボトル虫かごを作って ”¥8,500 現場売り” で手をうった。
息子さんにカブトムシ、、、”
いい話” だ。 こっちもいい商売になった。
あれは幸運のカブトムシだったのか
それを機に? 少しづつヤマメの機嫌も良くなってきた。
十一時には納棹と最初に決めていた
そろそろソノ時間が近付いてくる。
脱渓点の手前で、幾匹か釣った毛鉤を換えて新しいのを付けた。
こじんまりとした淵の流れのある壁際にそれを流すと、いよいよ待っていた大きなヤマメが浮いてきた。
勿論確り掛けた。
瞬間心の中で 『コレ で 今年は アガリ ダ』 と。
そして次に、普段滅多に持ってこない網に手を掛けて、、、、、、、、、ニヤニヤしながら、、。
ロッドが大きく、、ブ〜ンと、、、。
結果は画像がないコトでお判りかと思いますが、、、ブ〜ンの後はグググ、、、パァ〜ンです。
さらに、ついでに報告しておきますが、最後はまた岩魚でした。 どうしてココで岩魚なんでしょう? 気休めに岩魚名人と呼んでクダサイ。
まったく ”
いい話” でしたね? 人のナンとかは蜜の味?みたいな。
いとも簡単に『釣れました 大きいヤマメ!』 とかいう話よりは全然楽しい話でしたね!?
夕方会合した大切な方々の中に
N 氏が居ました。 「完全に獲る前にニヤニヤしたのがダメだ」 といってました。とっても嬉そうに。満面の笑顔で!
来週中にはどうにかしたいと、、、早くしないと完全にサビちゃいますからね。
”秋、大ヤマメのいい話” へと つづく 予定
Posted by dogs_age at 21:47│
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尺やまめ 尺やまめ あぁ 尺やまめ ……と寝言でぶつぶつ言っているかどうかは分か
ラストスパート【半島的Diary@ココログ詰所】at September 15, 2008 22:49
N氏 様
実はこの日、散々バラシた後、幾つかちゃんと釣って、もう大丈夫かと思った矢先の出来事でした。
大事故に至ってしまい、本当に残念です。
それにしても、お気持ちのこもったご忠告、ほんとうにアリガト。
其方様も駅の階段から転げたりしませんよう、くれぐれもご注意ください。
最近あまり登り降りしていらっしゃらないご様子でしたので。
おおきいやまめは取り込まないと全く意味がありません。掛けてからが大事ですね?
バレ癖って付き易いですから、注意してください。充分に。うひひ。
いぬタロお父様
そちら、雨はいかがですか?降ってますか?
コチラは毎夕もの凄い雷と激しい雨です。昨日は電気を消してロウソクを四本立てました。
里帰りですが、行けたら行きますけど、、。
、、岩魚漁ってコトは、もしやヤマメは終ちゃったんですか?
それは法的にでしょうか、それとも個人的にでしょうか?
では、ヒグマのマクロ撮影、くれぐれもご用心のほど。双子の片割れより。
いわな名人様
こんにちわ。僕は正しいツリビトなので、次の週末も山歩きに出掛けます。ヒグマの生態調査の為です。これで釣り中もビクビクする必要がなくなります。万歳。
それから暫くしてからは、東の方でイワナ漁です。
今年は来ますよね?
父、弟に逢いに。
ヤマメの釣れない『北のイワナ成金(予定)』より
nen さん おはようございます
行ける時は行く事にしています。そろそろバタバタしてきそうなので。
岩魚もヤマメも好きですょ。なので、べつに岩魚がど〜とかではないんです。
ただ、ココはヤマメしか居ないって聞いてたので、ちょっとショック(以外という意味)だっただけです。
kechida さん おはようございます
あのヤマメに来年があれば、それはそれにこした幸せはありません。
だけどワタシとあのヤマメ、どちらにも平和な来年が来る補償はありません。
なので今年中にあのヤマメと一緒に満たされたいです。居るのは判りましたので。
あと、あそこの岩魚たちは任せます。コチラはヤマメだけで手いっぱいです。
トラックバックなんで出来ないんでしょうね? 一応承認後表示にしていますが、やっぱり届いてナイですね? 不思議。
いやいや行ってますね!
ヤマメの写真は今の僕には目の毒です。
でも見に来ちゃうんですけどね(笑)
岩魚でもイージャナイ!
魚と遊んでもらえるだけいいです(^^♪
惜しかったですね! きっとそのやまめは来年にはもっと大きくなってますよ。
今年は……もうダメ……ポ? あとちょっと……もういっちょ行くぅ?
そして、左俣にはきっと尺岩魚がたくさん育っていることでしょう!
最後に、またしてもトラックバックが送信できないことをご報告いたします。
きっと電脳界を漂う岩魚の怨念に違いありません。