September 04, 2008

峪釣

scott + hardy for a&f











「今日は なんかヤマメって 気分なんです」 とI 氏


いつものように行き先も決めないまま、有料道路のゲートを潜り抜けたあたりで I さんが呟く。
そこで初めて真剣に場所の選択にかかった。

I さんの通いなれた小渓にするか、それとも今のうちに N 氏 の漁場を荒らしておくか、、、、、
............ で、やはりココは留守の間に頂いておくのがいいのでは、、と云う事になった。
まあ、まるっきり無断で踏み入った訳ではないので、アノ漁師さんにもソノあたりは判ってもらえるかと、、、

angler葦で蔽い隠された流れをみながら川を遡って行く。
いくらか高度が出てきて、集落を抜けるとそこが峪の入口。
沢仕度を整えて、釣道具を確認していたらアレヤコレヤと忘れ物が、、。

今日使おうと思ってリーダーを造りなおし、ラインを巻きなおしておいたリールがナイ? 
(reel はいつもトートバックに転がっているので焦る事はナイ)
それからお昼のお供、カップ麺。昨晩スーパーで買っておいたのに、、、。


ちなみに I さんはナイロンパンツ忘れました。だから彼は行きも帰りも釣しているときも同じ半ズボンでした。(汚〜い

忘れ物したおかげで stove やナンやが要らなくなった。
おかげでうんと軽くなった pack を背負って、もう秋だというのに夏草で完全に埋め尽くされた畦道に踏み入る。

藪をかき分け、蜘蛛の巣を幾つも破りながら流れに降りる。 以外に水が少ない。
  ”ココいらは 雨降らなかったのか?”

それにしても今日は暑い。 日が昇ってくるとその暑さが更に、、、、、そして魚はいつまでも釣れなかった。

脱渓
一旦撤退。 里まで戻って集落の商店で cola を買った。ついでにカップ麺も。
お店のおばちゃんが「雨? ちょっとだけ降ったよ」 って言ってたと I さんが車の中で呟いた。

  雨降らなかったんだ この辺 それって大きな誤算だね。とか言いながら、、、、、 

ドコへ転戦しようかと、、、また早朝の問答へと逆戻り。
近くの岩魚混じりの峪を覗いてみたけど、ご近所からいらしているミニ四駆が既に入渓済みのお知らせっぽく停まっていた。

今日はなんかヤマメなアレなんですよね? ってコトでまた移動。
そうこうしている間にも陽は更に高く昇り、暑さは最高潮に!

しかし N 氏の漁場はけっこう懐が深い。 a がダメなら b がある。それがダメでもプラン c が残っていた。
峪深く藪凄く蜘蛛の巣もモノ凄い、角度のある辿道のナイ素敵な峪が。

amagoamagoamagoamago30








とにかく ”ヤマメ釣らないと”、、、って感じで峪底を目指した。

そして釣りはじめた、深い奈落に降りて。
そうそう I さんは、つり始めのはなっから 「一時間くらいやってダメならあがりましょう」 って、、、イヤに弱気なこと言ってましたっけ。
判りますよ。薄暗い峪底で、いきなり崩壊気味の大岩のっこしたり、足場の悪いドロドロした斜面をへつったり、、、、とにかくアノ暑さですから。

でも気が付けば幾つかの滝を越えて、可也上流までやって来た。
とうに腹ペコだった。 里で手に入れたカップ麺と小さな弁当を食べる。
いつもなら食後は珈琲と云うところだが、今日は I さんが持ってきたビール。
だけどそれは温い。
  「イングリッシュになったつもりで、エールは温いものらしいですよ」 
などと他愛のないコトを言いながら、缶入りのエールを流し込んだ。

ヤマメもそれなりに釣れた。
でも N 氏がジタバタするほどの大物は、とうとう掛けることは出来無かったけれど。
それはそれで角も立たず、、、、、しかしあの暑さのなかムキになって釣遡ったのになんと悔しいことか。

遡行中、ずっと大きなヤマメが頭の中でチラチラ、ユラユラしてたのに。

当然だけど上って来たトコロをなぞって、何時間もかけて峪を降った。
車に辿りついたときは、二人とも汗と何だか判らないモノでドロドロだった。
里山と遠くの高い山を眺めながらダラダラ着替えた。(I さんは着たきり
   
   
    唯一の誤算は 雨 が降っていなかった コト だった。

大やまめ探し つづく

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最近、土日の仕事が多いです。人様が休んでいるとき働いている以上、人様が働いている
藪をこぐもの──藪山望郷篇【半島的Diary@ココログ詰所】at September 15, 2008 22:48
この記事へのコメント
kechida さん おつかれさま
仕舞までにはまだ少し時間があるので、またドロドロしに行きましょう。

ああ、痒いのは一週間くらいで治りますが、ソノ頃またつりに行くんでしょうから、また痒くなります。
ようするにシーズンが終わるまでは痒いままってコトですね。
楽しいですね。
Posted by m&M at September 06, 2008 21:59
お疲れさまでした。
股関節が「笑って」ます。両腕を駆使して上り下りをしたので、腕まで筋肉痛です。
タイツに締めつけられた足がカユいです。蚊にもいっぱい食われてカユいです。
クモの巣でサオもラインも服も帽子もチェストパックもぜーんぶネバネバです。
おまけに一張羅のオシャレ半ズボンがドロドロに汚れてしまいました。
峪釣りって楽しいですね。
Posted by kechida at September 06, 2008 17:37
keytaccata さん
そうですね、そういうことになります。
ちなみに使おうと思っていた方は、車のシートの下で、カップラーメンと一緒にゴロゴロしてました。
Posted by m&M at September 06, 2008 17:15
MANI-HANA くん
ありがとうございます
大至急他の猟場も教えてください。創刊号図解付で!
Posted by m&M at September 06, 2008 17:13
成る程。
このリールがトートに転がってる訳ですね、それはそれは…
ワラクシは、にたよ〜なのを川原に転がしちゃいましたで。(T_T)
Posted by keytaccata at September 06, 2008 10:30
オオモノ狙いの割には暑いだのなんだのと嘆かわしいww 
季節も付き場も隅々まで知り尽くしているから『ぼくの猟場』なんです。   フフン♪

あのくらいの谿で体を充分に慣らして、来期に備えておいて下さい。旬の猟場へ逝きましょう。そう泣きべそかきながら。
Posted by MANI-HANA at September 06, 2008 00:07